5000キロ以上漂流したサッカーボール

「持ち主が無事か心配」 というNewsをみました。
よかったなぁ〜と思える温かい話なので紹介します。

米アラスカ州のミドルトン島に勤務している
デビットさんが、今年の3月に同島の砂浜を散歩中に

寄せ書きのような書き込みがあるサッカーボールを見つけました。
デビットさんの奥さんは日本人で、奥さんに見せた所、
岩手県陸前高田市にある小学校のな前が書いてあったことから
東日本大震災の津波で流失したものではないだろうか?と
持ち主の無事を案じながら
「とにかく少年にボールを返してあげたい。
もし、彼がすべてを失ってしまったのなら、
これで人生に少しでも喜びを取り戻してほしい」と
インターネット等で持ち主を探しました。


5000キロ以上漂着したサッカーボールの持ち主は
岩手県陸前高田市で被災した村上岬さんであることが判明。 
村上くんが転校した際に、
友人らがサッカーボールに寄せ書きしてくれたそうです。
そのボールをネットに入れて自宅の壁に掛けていたが、
津波で流されたという。「自分のものに間違いない」と驚いている。


津波は全てを奪い去り、
思い出の物は何も見つかっていなかったという。


夫妻は5~6月に休暇で日本を訪問する予定で、
「持ち主に直接手渡せたら素晴らしい」と話している。

持ち主に返還されれば、
津波で流失した物が戻される初めてのケースになるそうです。

ちなみに、津波で太平洋に流失した漂流物は米当局は日本政府と

連絡を取り合いながら、監視をしているそうです。

3月には、津波で青森県から流された漁船が
アラスカとカナダの沖合を漂流しているのが見つかり、
海域の安全確保のため、米沿岸警備隊が砲撃して船体に穴を開け、
沈没させたそうです。


遠い遠い長い長い時間漂流したサッカーボール
無事に持ち主の元に戻ることができてよかったですね


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